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ビジネス

したたかなインド人とサブスクリプション

こんにちは。ゆっきぃです🙂

今回は、インド人とサブスクリプションについて。

さて、両者に一体どんな関係があるのでしょうか。

 

インド人とサブスクリプション

インド人はとてもしたたかでたくましい。

以前こんな話を聞いた。

 

デジカメのおはなし

カメラ

かつて10年ほど前のこと。

デジタルカメラがフィルムカメラに取って代わり、日本のカメラメーカーは海外での市場競争を激化させていた。

欧米市場では技術力、東南アジアでは知名度が評価され、日本メーカーのカメラがデジタルカメラ市場を席巻した。

しかし、唯一アジアで苦戦している地域があった。

 

インドという独特の市場

インド人 男性

アジアで唯一苦戦している市場。

それがインドであった。

彼らは高価な物を買う時は、お試しで複数の製品を使ってみてから購入するのだそうだ。

無理もない。

彼らにとってはカメラと言っても、日本人にとっては車を買うような大きな買い物だ。

試乗してみないと良さがわからないのと同じかもしれない。

しかしちょっと困った習慣があった。

 

したたかなインド人

インド人 子供

インドにはちょっと困った習慣があった。

それが原因で、お試し品の大半が実際に買われずに戻ってきた

日本メーカーは特別お試し用の試供品を用意していなかった。

だから販売品を短期間与え、実際に使ってもらい、その良さを実感してもらおうと考えていた。

確かに日本人であれば実際気に入れば購入するだろう。

しかしそれは甘かった。

彼らに日本の常識は通用しなかったのだ。

 

使いたい時に借り、用が済んだら気に入らなかったと返品するのだ。

そして、最初から買う予定などないのに丁寧には扱わない。

製品は次にもう販売できないような状態で帰ってくる。

 

インド人
インド人
使ってみたけどすぐに調子が悪くなったから返品するよ。不良品じゃないのか?

 

実にしたたかである。

 

 

物の本質が価値である

ガネーシャ

彼らが写真を多く撮るのはいつだろうか。

結婚式や家族の誕生日などの大切なイベントの時だ。

 

インド人
インド人
ちょっと家で試し撮りしてみたい。

 

そう言ってカメラを借り、結婚式で撮影する。

用が済んで要らなくなってしまったので、使い勝手が悪かったと返品しに行く。

つまりは、そういうことだ。

 

ある家電店では仕入れたカメラの殆どが戻ってきてしまい、大量の売れない中古品を抱えることになった。

彼らは実にしたたかである。

しかし学ぶことも多い。

 

 

サブスクリプションという仕組み

モバイル アプリ

昨今流行りのサブスクリプションという形態は、案外そんな習慣に親和性が高いのではないだろうか。

物を所有する事は、ステータスである。

しかし、その事自体に本質的な価値はない。

もちろん高価なものを持てて凄いというシグナリング効果はあるだろう。

しかしながら、その物の価値がどこにあるかと言えば、使用した時の効用だろう。

サブスクリプションは、所有せずにその物の機能(効用)を購入する仕組みだ。

使用に応じて価値に見合った金額を払うことはとても理にかなっている。

 

インド人がお金を払わないことを、したたかであるとか、ケチであるというのは簡単である。

しかし、購入=効用ではないという考え方をした時、物の本質が見えてくるのではないか。

そんなことに気付かされた。

 

まとめ

インド人のたくましさから、以外なビジネスの本質に気づくことが出来ました。

他の文化を知ることは、今まで見えなかった事柄を知ることにつながります。

それがダイバーシティの醍醐味でもあります。

みなさんも自身の常識にとらわれず、多様な考え方を受け入れることで、新たな発見があるかもしれません。

 

それではまた、次回の記事でお会いしましょう👋