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幸せな生き方について【へドニアとエウダイモニア】

こんにちは。ゆっきぃです🙂

普段、幸せだとか、不幸だとか、何気なく使いますよね。
では、幸せというのはどんな状態にあることなのでしょうか。

幸せについて

アリストテレスの幸福主義

古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、善いものには3種類あると言っています。

有用さ、へドニア、そしてエウダイモニアです。

これだけ見ても、さっぱりですね。言葉の意味は以下の通り。

 

①有用さ

他のものを求める手段として役立つという善さのこと。

確かに人でも物でも、他のものの役に立つということは、良い事ですね。
次の2つは、どちらも幸福について。その違いを述べています

 

②へドニア(快楽)

それ自体が目的となるような、善きもののこと。
快楽は、それ自身としても望ましいが、ときには手段ともなる。
生活を幸福にはするが、もっとも価値が高いものではない。

おいしいものを食べたり、楽しい事をしたり、好きな人と共に過ごす。
一般的に感じる幸せの事ですね。

 

③エウダイモニア(最高善)

もっとも価値の高い善きもの。人間を人間たらしめる至上の価値。
魂のうちの理性的部分の活動,すなわち純粋に観照的な生活。
人間にのみそなわった理性の活動の完成によって実現する幸福。

 

おさる
おさる
日本語ってむずかしいね。詳しく教えて!

 

ゆっきぃ
ゆっきぃ
おさる君、これは元々ギリシャ語だよ。それでは、詳しく説明するね。

 

ヘドニアって?

五感で感じる幸福であり、快楽とも言われます。

感覚を通した心地よさ、喜び、楽しさ、などのプラスの感情。
感情の濃度と頻度によって、幸福度が増します。

要は、ポジティブだぜ。ウェーイwww な感じ。

エウダイモニアとの比較からは、へドニアが程度の低いものと考えられがち。
だが、それは浅博な考えであり、生きる上では共に必要なものである。

今の自分をありのままに感じ、幸せを楽しむ行為ともいえます。

 

エウダイモニアって?

自己実現を通して感じられる幸せのことです。

自分にとって何らかの意義のある目標に向かって努力する行動と、
成長し困難を乗り越えたときの達成感、充実感からわき起こる感情です。

エウダイモニアの場合、試練の難易度が高く、苦難をより伴う方が、
逆に幸福度が増すことになります。

もっと簡単な表現をすれば、生きがいとも言えます。

 

マズローの欲求階層説

エウダイモニアは、マズローの欲求階層説の第5層「自己実現欲求」と似ていますね。

欲求階層説とは

欲求階層説とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向けて絶えず成長する」という理論。
この理論では、人間が持っている欲求をピラミッド状に5つの階層構造で表しています。
低次のものほど強い欲求で、まずはそれを満たす行動が優先される。

第1段階「生理的欲求」
第2段階「安全欲求」
第3段階「社会的欲求」
第4段階「承認欲求」
第5段階「自己実現欲求」

第1段階 生理的欲求
生命を維持するための本能的な活動で、食事・睡眠・排泄などの欲求を指します。
一般的な動物のレベル。

 

第2段階 安全欲求
安全、経済的安定、健康、良い暮らしなど、生きる上での保障を得ようとする欲求。
一般的な大人はこのレベルを最低限満たしている。
そのため、積極的な動機付けにはならない。

 

第3段階 社会的欲求(愛と所属の欲求)
自分が社会から必要とされ、果たすべき役割があるという感覚。
他者に受け入れられ、自分の居場所がある感覚。愛を求め孤独を強く感じる。
この欲求が十分でないと、社会不適応や不安障害、鬱状態になるとされる。

 

第4段階 承認(尊厳)欲求
自分が価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求。
低いレベルでは、尊敬、地位、名誉、利権、注目など他人により満たされる。
高いレベルでは、自己肯定感、信頼、自立など自己により満たされる。

ここまでは、欠乏欲求と呼ばれ、不足しているものを欲しがる欲求です。
成長を求める事は一見すると自己実現に思えます。
しかし、それは自己の足りないものを満たそうとする行動に他なりません。

そして次の第5段階 自己実現欲求は成長欲求にあたります。

 

第5段階「自己実現欲求」
下位の欲求が満たされたとしても、本来の自分自身の人生を生きていない限り、常に不満が尽きることはない。
ここでいう自己実現欲求とは、自身の持てる能力や可能性のすべてを発揮して、あるべき自分へと、自己を高め成長していこうという欲求。

若者が自分探しの旅に出かけるのとは別で、自分が何者であるかを知り、それに向けて努力する状態。彼は、仕事つまり天職を通しての自己実現が可能であると唱えました。

 

一般に知られていない第6段階

では、なりたい自己を追求することで欲求は全て叶えられるのでしょうか。

彼は晩年に、自分の理論の誤りに気が付きました。
そして最後に提唱した、第6段階というのがその鍵になります。

その名も、自己超越!!

目的の遂行やその達成だけを純粋に追い求める段階だと言います。
見返りもエゴもなく、自分という存在を超えててただ目的のみに邁進すること。
それが、自己を超えた超越者へとつながるのです。

自分の枠を超えて何かを成し遂げようとした時に、
それがより大きな、世界の成長につながるというようなことでしょうか。

ゆっきぃ
ゆっきぃ
次元が高すぎてよくわかりません!

最高善としてのエウダイモニア

先ほど冒頭で、エウダイモニアを自己実現を通して感じられる幸せと言いましたが、
アリストテレスは、こうも言っています。

個人的な最高善よりも、集団的な最高善に到達することが究極である。

つまり、最高善としてのエウダイモニアは、
自己実現、さらには自己超越の概念まで含むものであると言えるでしょう。

いまわたしたちが出来ること

自己実現、さらには自己超越。
幸せに至る道はとてつもなく遠そうですね。

では、日々私たちはそこまで考えて行動していく必要があるのでしょうか。
そこまでしないと、本当の幸せは得られないんでしょうか。

ポジティブ心理学とは

ここで、幸せについての学問を紹介します。

従来の心理学は、主にうつや心の問題を病理学的に扱う学問でした。

それに対して、ポジティブ心理学というのは心の健康、
人がより良く生きるとはどういうことかを正面から追求していく心理学です。

「ハーバードの人生を変える授業」のタル・ベン・シャハーは
幸せ研究の第一人者として有名です。

 

 

彼は、幸せには、喜びと、意義の両方が大事だと言っています。

喜びは現在の利益であり、意義は未来に利益をもたらしてくれるものだそうです。

 

理想を追い求めるだけではなく、今を生きることを通して喜びを感じること、
ヘドニアとエウダイモニア、どちらかに偏らずバランスをとって生きていくことが大切なんですね。

 

それではまた、次回のブログでお会いしましょう👋

ABOUT ME
ゆっきぃ
2019年ブログを本格稼働。 世界一周をはじめとした旅行、趣味、ビジネスについて投稿していきます。