こんにちは。ゆっきぃです🙂
ピースボート106日間のごはんを全公開していくこのシリーズ、
今回は、46日目(6月22日)の食事をご紹介します。
前回は、45日目(6月21日)の食事をご紹介しました。

これまで述べ7万人が参加!
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では、早速いってみましょう。
目次
モーニングメニュー(朝ごはん)
朝はパノラマ、リド、リージェンシーの3カ所から選べます。
朝のメニュー自体は基本的にいつも同じです。
(卵の調理法、ハム・ベーコン、フルーツの種類などが変わります)
※食事のメニューはクリックで開きます。
パノラマ(9F)、リド(9F)
- パン各種
- フレンチトースト、パンケーキ
- タマゴ(目玉焼き、スクランブルエッグ)
- チーズ、ベーコン、ウィンナー
- ハッシュドポテト
- サラダ
- デザート(ヨーグルト、フルーツ)
- 飲み物(ジュース、ミルク、お茶、珈琲)
リージェンシー(4F)
- ごはん(白米・玄米・おかゆ・ふりかけなど)
- パン
- みそ汁、スープ
- お惣菜(その日によって変わります)
- 点心(シュウマイ、小籠包、中華饅頭)
- サラダ
- デザート(ヨーグルト、フルーツ)
- 飲み物(ジュース、ミルク、お茶、珈琲)
ロシアの入国にはビザが必要?
ロシアの入国には通常は観光ビザが必要です。
しかし、一定の条件で免除されます。
クルーズ船の特例
クルーズ会社が販売する寄港地のオプショナルツアーを申し込めば、サンクトペテルブルクでの観光について、ビザが免除となります。
近年は、外貨稼ぎのために、クルーズ船の入港を促す目的だと思います。
ただし、ツアーでビザが免除の場合、単独行動はできません。
また、ツアーに申し込まなかった人は、通常通り、事前にビザ申請が必要となります。
ピースボートでのビザの扱い
ピースボートではビザは基本的に、催行会社側で手配してくれます。
※アメリカのESTA(入国ビザ)だけは、自分で申請する必要があります。
ロシアの入国事情に関しては、一応ツアーカタログに記載されていますが、読み飛ばしてしまった人も多いようです。
期間間近になって、以下のようなお知らせの郵便が自宅に届きました。
ロシアは自由行動ができないため、ツアーに申し込んでないと寄港地で下船できません。
ちなみにトランプ大統領になってからアメリカの方針がころころ変わり、キューバに関しても条件が変更になりました。
ニューヨークの次の寄港地がキューバなのですが、文書によると、乗船客の全員がキューバでのツアーに申し込みしていないと、アメリカから出国できないようです。
これは、観光客の渡航が自由=観光客ということを証明するために全員観光ツアーに参加させるといったことだと思います。
まぁこれは、アメリカ出国時の条件なので、キューバではどう行動しようと自由です。
ツアーに申し込んでいても、ツアーに参加せず辞退して、現地で自由行動もOKです。
そのため、安価な市街地までの送迎のみのツアーが組まれ、申し込んでいない人は全員これに入りました。
バスをチャーターするだけなので、何人でもいけます。
ツアー定員とキャンセル待ち
ロシアでは観光するのにツアー参加が必須ですが、ここで問題が発生します。
そもそも乗客の人数に比べてツアーの定員が少ないということ。
前述のキューバでは、バスだけ用意すれば後は自由でしたが、ロシアではツアー以外の観光も許されていません。
そのため、案内できる人数には限りがあり、希望者全員というわけにはいきません。
ピースボートのツアーは基本は申し込み先着順です。
定員オーバーの場合は、キャンセル待ちもできます。
迷っている場合は、とりあえず申し込んでお金だけ払っておきます。
10日前までにキャンセルすれば、船の上でも全額返済されます。
このアナウンス時点で、皆さん急いでツアーに申し込みましたが、既に定員オーバー。
あとは、船に乗った後のキャンセル待ちとなります。
通常のツアーは半数近くのキャンセルが出ます。
これは、7-8割の乗客が一人参加で乗っているのでとりあえずツアーに申し込みますが、船内で友人ができると一緒に回ることが多くなるためです。
定員50名のツアーにキャンセル待ち30番目で申し込んでいて、順番が回ってきたこともありました。
一方でツアーでないと行動ができない、今回のロシアや、片道3時間かかるモンサンミッシェル、ピースボートの醍醐味である現地の人との交流ツアーなどは、ほとんどキャンセルが出ません。
ピースボートは、基本的には、他社の豪華客船でのクルーズや、JTBなどの海外パックツアーに比べて安いのが魅力ですが、現地ツアーに関しては他とあまり変わりません。
自社ではなく現地のツアー会社に委託するため、値段に差がつけられないんだと思います。
そのため、通常価格なんですが、普段のピースボート価格を見慣れているとどうしても割高感を感じてしまいます。
学生やフリーターなどお金を節約したいは、個人で行動することが多いです。
旅慣れている人は、現地のツアー会社に直接英語で申し込みをしたりしていました。
こうすれば、紹介料や委託手数料が発生しないので、最大で半額程度まで安くできます。
現地ツアーを探すには
そんな不安ってありませんか?
そんなときは、ゆっきぃもよく使うVELTRAがおすすめです。
日本の会社なので日本語でのやり取りが可能。
豊富な現地オプションツアーに日本から参加を申し込めます。

出国できない人も出てくる
キャンセル待ちしていて、ツアーが取れなかった場合は最悪です。
ロシアに丸2日間停泊するものの、その間船から出られません。
ターミナルの建物も入国ゲートの先にありますので、お土産も買えません。
正確には桟橋の脇の免税店(小さな売店)まではいって買い物できます。
なにより、せっかくロシアまで来たのに、ずっと船で留守番はかわいそうです😥
キャンセル待ちの人には、自分でビザを取る方法も、事前アナウンスしてあげても良かったんではないでしょうか。
順番が回ってきて無駄になってしまう可能性もあるけど、入国できないよりはいいかと思います。
参加できたツアー
1日目はほとんどのコースが5時間の半日観光。
その後、夜のツアーとしてエルミタージュ美術館ナイトツアーが催行されます。
2日目は終日観光して、20時頃に船が出港する予定です。
ちなみに訪れた2018年6月というのは、ここロシアでは一大イベントが開かれていました。
そう、サッカーワールドカップの真っ最中です。
出発直前の4月になって、その影響でイベント規制があり、いくつか内容を変更するツアーも出てきました。
そのため、別枠追加でエルミタージュ美術館の増員と、ワールドカップ観戦ツアーが組まれました。
ちなみに、2日間で3枠あるので、以下の3つを希望で申請していました。
- エルミタージュ美術館を見たい
- どっかの宮殿を見たい
- 市内観光をしたい
結果は、
1日目の昼:エカテリーナ宮殿観光(昼食付き5時間)
1日目の夜:エルミタージュ美術館ナイトツアー
2日目終日:ピョートル大帝夏の離宮庭園観光とサンクトペテルブルク市内観光
かなり希望に沿ったプランで参加できたんじゃないでしょうか😄
エカテリーナ宮殿観光
ロシアでは、港にゲートが有り対面審査が行われます。
空港の入国審査のような感じです。
一人ずつ審査を終えると、その先はお土産屋が何件かあって、建物の外には既にバスが待機しています。
バスに乗って、1時間ほど走るとロシア最初の目的地、エカテリーナ宮殿に到着しました。

ここ、エカテリーナ宮殿は、サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群として、世界遺産に登録されています。
市内からは30キロほど離れています。
なんといってもこの白と水色の装飾。
淡いパステルカラーがとってもかわいい素敵な建物です。
宮殿の名前は、ピョートル大帝の后で、第2代ロシア皇帝のエカテリーナ1世(在位:1725年 – 1727年)からきています。
エカテリーナの娘、第6代ロシア皇帝エリザヴェータは、この建物は時代遅れだとして、壮麗なロココ調建築の宮殿に建て替えました。

建物内部も白い壁に水色を基調とした装飾で、きれいですね。
ふんだんに金細工があしらわれていました。
これは・・・住みたい(笑)
宮殿を1時間ほど掛けてぐるっと一周し、洋風の庭園を抜けてバスに戻りました。
ランチメニュー(昼ごはん)
昼はパノラマ、リドはお休み。リージェンシーが営業しています。
パノラマ(9F)
お休み
リド(9F)
お休み
リージェンシー(4F)
- いなり寿司
- 豚肉と卵の炒め物
- おでん
- 茄子と野菜の煮浸し
- 野菜の天ぷら
- 小うどん
- サラダバー
- ライス
- パン
- 日本茶、珈琲、紅茶
船での食事は和食です。
今回は、ツアーが取れず外に出られなかった人も、そこそこいたようです。
普段の寄港中は、船の中はガランとしていますが、今回は船から出られなかった人のため、船内でイベントもやっていたようです。
お昼ごはんはロシア料理
また1時間ほど掛けて、市内まで戻ってきました。

前菜のサラダ。
味付けは塩とオリーブオイル。

ボルシチ
ロシアの伝統的な料理で、世界三大スープの一つ。
ボルシチは、ビート、タマネギ、ニンジン、キャベツ、牛肉などの材料を炒めてから、スープでじっくり煮込んで作ります。
味付けは一般的に、塩コショウとブイヨン(素材を煮込んだエキス)で薄味です。
その独特の赤い色は、ビートという赤カブが由来。
日本や中国などのアジア圏では、ビートが一般的でないことから、主にトマトで代用されることが多いようです。
味が濃い目だったため、パンにつけて食べました。

ビーフストロガノフ
こちらもロシアの伝統的な料理ですね。
牛肉の細切りとタマネギ、マッシュルームなどをバターで炒め、若干のスープで煮込んだあと、サワークリームをたっぷりいれて作ります。
ビーフストロガノフという名前の由来には諸説あります。
有名なのは、貴族ストロガノフ家の年老いたアレクサンドルのお話。
彼は歯の多くが抜け落ち、好物のビーフステーキが食べられなくなってしまいました。
そこで彼の家の料理人は、牛肉を食べやすい大きさに切って柔らかく煮込んだ料理を考案したというものです。
お肉はクリーミーでまろやかでした。
付け合せのマッシュポテトもバターが香って美味しいです。
一回目のツアーは半日観光なので、ここで終了。
ランチ後は、船に戻ります。
エルミタージュ美術館ナイトツアー
この日2回目のツアーは、夕方から始まります。
とは言ってもここは、夏のロシア。
緯度が高いので遅くまで明るいです。
エルミタージュ美術館は、メトロポリタン美術館(アメリカ・ニューヨーク)、ルーヴル美術館(フランス・パリ)と並んで、世界三大美術館の一つに数えられます。

こちらが、エルミタージュ美術館です。
こちらも、1990年にサンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群として、世界遺産に登録されています。
先程のエカテリーナ宮殿と似ていますね。
あちらは水色でしたが、こちらはエメラルドグリーン。
どちらの建物もパステルカラーがとても可愛いです。
エルミタージュとは、フランス語で、隠遁者・世捨て人の部屋と言う意味。
小エルミタージュ、旧エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミタージュ劇場、冬宮殿の5つの建物が一体となって構成されています。
現在本館となっている冬宮殿は、ロマノフ朝時代の王宮です。
美術館の始まりは、エカテリーナ2世の私的なコレクションから。その後、皇帝が収集した美術品や貴族から没収した品が加わり、現在の規模になりました。
毎週月曜日は休館日。毎月第一週目の木曜日は入場無料です。
ちなみに、ネズミ退治のために地下で猫を飼っており、これらの猫は猫好きの職員によって世話されているそうです。

ガイドさんの解説があるので、耳にイヤホンをつけています。
ツアーには、渡されてすぐに入場券をなくしてしまう人や、ナイフを持ち歩いていて没収される人など色々いましたが、何とか無事に入れました(笑)
ちなみに、刃物は地下のクロークに預けたようです。

王朝時代の贅沢が伺える豪華絢爛なシャンデリア。
左下にちょっと見えている囲いは、金の孔雀の仕掛け時計です。

宮殿の長い廊下にも装飾や絵画がびっしり。

絵画の他に、ギリシア風やイタリア、ルネサンス期の彫像も並んでいます。
新館の方には、現代アートの作品もありました。

館内のカフェにあったショートケーキ。
サッカーワールドカップ中ということで、サッカーを模しています。
テイクアウトするとこのまま渡されます(笑)
皿もフォークも無いので手づかみでかぶりついていました😓
ディナーメニュー(夜ごはん)
夜はリド、リージェンシーの2カ所から選べます。
リド(9F)
- ビーフカレー
- ネギとマッシュルームのスープ
- 本日のお惣菜
- 香の物
- 珈琲・紅茶・玄米茶
両レストラン共通の軽めのメニューです。
ツアーで出ている人は船に帰ってきてからリージェンシーで食べることになります。
通常リージェンシーは入場20時まで、21時には完全閉店です。
この日は特別に21時30頃にツアーから帰ってきてから利用しました。
全員分をすぐに提供し、すぐに片付けられるから、カレーなんだと思います。
リージェンシー(4F)
Appetizer
- ミックスサラダ
- 福神漬け
Soup
- ネギとマッシュルームのスープ
Main Course
- ビーフカレー
Dessert and Beverage
- バニラアイスクリーム
- 珈琲・紅茶・玄米茶・ジャスミン茶

今日はビーフカレー。
席に座ると直ぐに揃いました。
日本人馴染みのカレーでそれほど辛くはないです。
角切りの牛肉が入っていて、美味しくいただきました。
明日も、引き続きロシア・サンクトペテルブルクからお送りいたします。
それではまた、次回Day47の食事ブログでお会いしましょう👋
