航海日誌

Day1-3 ゆっきぃのピースボート体験記【横浜出港】

前回のあらすじ

こんにちは。ゆっきぃです🙂

さて前回のDay1-2では、
平成最後の希望、昭和が生んだ新たなる仲間としぴ-との出会いについて、お届けしました。

Day1-2 ゆっきぃのピースボート体験記【横浜出港】ピースボートで世界一周した時の観光と船内生活の紹介です。初日の横浜出航式、船室(客室)は4人の相部屋です。...

今回のDay1-3では、早くもとしぴーが下船の危機に直面します。
彼に降りかかった災いの正体とは?

目が離せませんね!それでは、どうぞ~。

 

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本編 ~出会いと別れ~

新生活の始まり-荷解き-

心優しき、としぴーとの共同生活を始めたゆっきぃ。
まずは新生活応援グッズの荷解きを始めた。

洋服、靴、本、パソコン、薬、お菓子、健康グッズ。

事前に送っていた段ボールからどんどん出していく。

凄い量だ。
腹筋ローラーや、EMSなど、不思議な健康グッズもでてくる。


どんどん出す。
救急箱も丸ごと持ってきていた。
風邪や下痢から、口内炎、眼病、不眠に至るまで、何でも治せる。
インドで製造された謎の抗生物質麻酔スプレーまで出てきた。

薬はとても役立ちました。持ってて損はないです!

船での電源事情

としぴーも負けじと持ってきたものを出す。
目を覆いたくなるようなユニークなファッションの数々。
電源プラグと、デカい変圧器、タコ足の電源コード。
お気に入りの熱風を出さずに乾かすドライヤー(高価らしい)

船の上では日本の電化製品が
そのまま使えません。

コンセントの形が合わないため
変換プラグ(C型、SE型)が必要。

 

 

過ちと償い

電源プラグの形も確認済みである。

としぴー
としぴー
ふふふ。
初めての海外だ。1年も前から準備してきたからな。
抜かりはない。すべては想定通りに進んでいる。

準備した延長コードを繋ぐと、としぴーはほくそ笑んだ。


(電源を接続するとしぴーの図。コソ泥ではない)

その時、船の中を小さな稲妻がほとばしった。

なんだ?

部屋が一瞬のうちに暗闇に包まれる。
沈黙が訪れた。

と、その重厚な闇を引き裂くような、悲鳴。

きゃー、電気が消えた。停電!

廊下に人が集まってきたのか、扉の向こうが騒がしい。

窓の無い部屋での停電は恐怖だろう。
幸いこの部屋は、外から薄明かりが差し込んでいた。

pb-room1

何が起きたんだ?
としぴーと俺、二人してしばし呆然となる。

何かの焼けた臭いがした。

これかな…?

…たぶん。


原因は、焼き芋 延長コードのようだ。

準備は完璧なはずだった。
1年かけて何回もシミュレーションを重ねてきた。

しかし、残ったのは焼けたコード。
日本を出る前に、それは早過ぎる役目を終えてしまった。
(ゴミになったとも言います)

廊下で騒ぎ声がする。

としぴー
としぴー
ど、どうしよう。

としぴーが固まっている。

ゆっきぃ
ゆっきぃ
とりあえず、レセプションに相談かな?
困ったときはジャパングレイス!

ボクは、そう告げた。

としぴー
としぴー
はい。行ってきます。

彼は素直に従うと、肩を落とし部屋を出ていった。

 

彼の姿を見たのは
それが最期だった。

 

 

彼は憔悴していた。
自分のせいかもしれない。
しかも乗ってすぐの不祥事だ。
なんと落とし前を付けたらいいのか。

乗船前にテレビでは芸能人の謝罪会見が流れていた。
彼もやはりこんな気持ちだったのだろうか。

下船の2文字が彼の脳裏をよぎる。

果たして自分はここにいていいのだろうか?

自分はいったい何のために、ここまで来たのだろう?

広く感じる部屋

彼のいなくなった部屋。
そこに私は一人たたずんでいた。
薄暗い部屋に、時はゆっくりと流れていく。

彼は帰ってこない。

どのくらい待っただろうか。

実際はそんなに経っていないのかもしれない。
まとわりつく闇が、孤独を永遠のように感じさせた。

そして、どのくらい待っただろう。
気づくと彼はいた。としぴーは戻ってきたのだ。

どうやら、修理の人が来てくれることになったらしい。

ゆっきぃ
ゆっきぃ
大丈夫だよ

と私は声をかけた。

彼の心の中の葛藤を、私は知らない。

二人はお互いを確かめるように、強くゆっくりと頷き合った。
今はそれだけで十分であった。

事件は解決に向かう

工事の人は暫くしてやって来た。


慣れているのだろう。
日常茶飯事とでも言うように素早く作業を終える。

にっこり笑って去っていった。
日に焼けた肌に屈託のない笑顔が印象的だった。

としぴーの顔にもやっと安堵が戻った。

彼は船に残ることを決めたらしい。

その決断を後押しするかのように、船内アナウンスが流れた。
これから出港式が始まる。

ボクらは、胸の高鳴りを抑えきれず、外の世界へと飛び出していった。


次回予告

次回Day1-4

長かったDay1もついに完結。
ピースボート出航~そして僕らの旅は始まった~

乞うご期待!

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2019年ブログを本格稼働。 世界一周をはじめとした旅行、趣味、ビジネスについて投稿していきます。