こんにちは。ゆっきぃです🙂
ピースボート航海日誌では、
地球一周106日間の船内生活や寄港地の観光についてご紹介していきます。
今回、76日目(7月22日)は、いよいよ南米にやって参りました。
コロンビアの首都カルタヘナを観光します。
記事が長くなったので2つに分けました。
この記事はその1です。
その2(続き)はこちらからどうぞ
Day76 カルタヘナ寄港地編 その②
75日目(7月21日)は、一日船内生活でした。
カリブ海を航行中の船の中ではチーム・バチスタの栄光でお馴染みの海堂尊さんの公演がありました。
https://he-lab.com/entry/peaceboat-story-day75/
これまで述べ7万人が参加!
ピースボートの資料請求はこちらから(無料)
では、早速いってみましょう。
本日の航路
本日は、寄港地観光の日。
コロンビアの港町カルタヘナに上陸します。
入港予定 6:00頃
帰船リミット 16:00
天気:くもり時々雨
気温:最高29度、最低27度
日の出5:49 日の入18:27
本日の船内企画
洋上シネマ:スポットライト 世紀のスクープ
20時15分~ 実録ドラマ。映画業界の評価が高い作品。
米国の新聞『ボストン・グローブ』が、カトリック教会の信じがたい実態を報じた。数十人もの神父による児童への性的虐待を、教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃のスキャンダル。その許されざる罪は、なぜ長年黙殺されたのか。《スポットライト》という名の特集記事を担当する記者たちは、いかにして教会というタブーに切り込み、暗闇の中の真実を探り当てたのだろうか?
-Amazon作品紹介から抜粋
わりかし重い内容の映画でした。
信念を貫き、正しいことをするために巨大な権力に立ち向かっていく、本来のジャーナリズムのあるべき姿が描かれています。
出航パーティ:みんな de 盆踊り・阿波踊り!
16:40~ 8階後方プールエリア
カルタヘナ出港を祝って盆踊り・阿波踊りを踊ります。
踊りはとっても簡単。初めての方でも踊れます。
浴衣大歓迎!出張ビールキャストも出動。
帰船時間が16時のためパーティも早めの開始です。
そして、なぜコロンビアで阿波踊りなんでしょうか(笑)
コロンビアについて

国名:コロンビア共和国
首都:ボゴタ
地理:南米の北部。カリブ海・太平洋に面している。アンデス山脈があり山がちな地形。
政治:大統領元首の共和制国家
人口:4,907万人(2017年)
産業:農業(コーヒー豆)・鉱業・観光業
公用語:スペイン語
宗教:キリスト教95%(カトリック90%)
通貨:コロンビア・ペソ(1米ドル=3,387ペソ)
コロンビアという名前はコロン(コロンブス)の土地に由来しています。
漢字では、古倫比亜と書くらしいです(笑)
コロンビアの歴史
1600年代初頭、スペインによる支配が始まる。
1800年代初頭、独立戦争が始まる。
いくつかの短期政権が立ち上がるが、戦闘は一進一退で熾烈を極める。
1819年、グラン・コロンビア建国
コロンビア・エクアドル・ベネズエラ・ブラジルの一部を含む広大な領土。
1831年、ヌエバ・グラナダ共和国
1863年、コロンビア合衆国成立
1886年、コロンビア共和国成立
1948~1958、暴力の時代。暴動による死者20万人。
1964年~、コロンビア内戦が起こる。
50年以上にわたる内戦で死者22万人、難民740万人。
2016年、最大の武装勢力FARCとの和平交渉成立。
翌年、FARCの武装解除完了。
他の武装勢力は現在も抵抗を続けています。
カルタヘナ観光 part1
南米コロンビアに上陸

船から見た風景。
対岸には高層ビルが立ち並んでいて発展しているようです。
内戦が長期化していますが、経済状態はよく南米で3番目、世界でも30位くらい。
あまり上げ下げが少なく堅調な成長を維持しています。
ただ、国内では貧富の差が激しく3割は貧困層だとか。
2000年頃は50%が貧困層だったのでだいぶ改善はしているんでしょうか。
MicrosoftやFacebookなどの米企業も積極的に進出しているようです。

本日はツアーに参加するためバスに乗り込みます。
サン・フェリペ要塞

港の近くには、世界遺産「カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群」として登録されているサン・フェリペ要塞があります。

要塞の名はスペイン王のフィリップ4世から取っています。
1536年に建設が開始され、1657年に大規模に拡張されました。
海抜41mあり、中部は複雑な迷路のような作りになっています。
イギリス・フランス・スペインとの数々の戦争の舞台となりました。
ブラス提督の像

ドン・ブラス・デ・レソ・イ・オラバリエッタ(1689-1741)は、スペイン海軍の提督です。

戦いで左目・足・右腕を失い満身創痍ながらも、イギリス海軍の侵略を食い止めた英雄だそうです。
ヤバすぎる・・・😨
ハガレンじゃねえか。
名称:サン・フェリペ要塞
住所:Cra. 17, Cartagena, Provincia de Cartagena, Bolívar, Colombia
マングローブの森ボート遊覧

ボートクルーズへは20分ほどの道のり。
ジャングルを想像していたので都会から意外に近くてびっくりです。
窓の向こうに高層ビル群が見えます。

街中には至るところにアートなものがあります。

これは街路樹のプランターでしょうか。
ヒヒと鳥かな・・・?
河口の集落

バスは海沿いの砂地に入っていきます。
市街地から10数分走っただけですがここらへんは所得格差がありそう。
バラック小屋が広がっています。

バスはビーチを走ります。
大型車で大丈夫なんだろうか・・・
たまに砂に足を取られてタイヤが変な動きをしています😓

川の河口の村に着きました。
このあたりも、あまり裕福では無さそう。

川にサギがいました。
ボート遊覧って言ってたけど、浅くて水たまりっぽいです。
こんなところで船に乗れるんでしょうか😓
ボート遊覧

細い小川にはたくさんのボートが用意されていました。

この棒で川底を押して船は進みます。

さぁみんな乗り込んで、マングローブの森ボート遊覧ツアーの始まりです。

ゴミ浮いてる!!

少し進むとそれっぽい雰囲気になりました。
想像していたきれいな川とは違って、濁ってます。
濁っているのは養分豊富だってことでしょうか。
南米の川ってアマゾン川みたいにこんな感じなのかな。
両側はマングローブが生えています。

マングローブのトンネル。
川幅が狭そう。通れるんでしょうか?

わりとギリギリの川幅を進みます。
前の船がすぐ近く。一列になって進みます。
うん。この感じどこかで見たことあるな。

思い出した。ディズニーのアトラクションだw

こんな狭いところを進んでいきます。
マングローブの根まで手が届きそう。

なにかの看板を発見。
エコツーリズムと??の会社
そのようなマングローブではありません。
うーん。スペイン語が難しい😓

木立の向こうに建物を発見。
ジャングルクルーズを想像してたけど生活感ある。

ワンコまで出てきた!!

ここにも・・・生活感丸出しw
てか、この犬かわいいなぁ。

マングローブの木立を抜けると少し広いところに出ました。

鳥が歩いています。
船の通る所以外はかなり浅いみたい。
魚捕り名人登場!?

と、突如川の中に網を持ったおっさんが!!
もも位の深さなんですね。

いきなり投げたー!!

網を手繰り寄せる名人。
どんな魚がいるんでしょうか。
期待に胸を膨らませます。

入ってないのかよ!!
今まで存在感皆無のとしぴ~はちゃんと前に乗っています。
ちなみにおじさんは、このあと魚が採れるまで10回ぐらい網を投げ続けました(笑)
ようやく採れた網の中にはフナみたいな魚とエビが入っていました。

浅瀬にマングローブの新しい木が芽吹いています。
これはアレだね。ナウシカのラストのシーン。

と思ったら、ペン先でしたか!!あちゃ~。
夢を壊して悪いが、マジレスするとマングローブの種子です。
土に刺さって発芽します。
名称:マングローブの森ボート遊覧ツアー
住所:Boca Natural, Calle 102 # 03-37 Sector Bogotá, La Boquilla, Provincia de Cartagena, Bolívar, Colombia
場所:港から車で30分ほど
ランチ(HOTEL LAS AMERICAS)
お昼ご飯は食レポに詳しく載せてありますので、そちらもご覧ください。
https://he-lab.com/entry/peaceboat-food-day76/

カルタヘナ旧市街と、マングローブの森の中間地点にあるホテルで昼食。
欧米客向けのリゾートホテルで結構お高いみたいです。

お昼はコース料理。
ポークソテーと、コロンビア料理の焼きバナナ。

ホテルは広くて快適そう。専用のプールもあります。

こちらは中庭の噴水。

開放的な屋外のレストラン。
コロンビアの料理もいろいろ楽しめるみたいです。
次回予告
次回はカルタヘナ(コロンビア)編その2です。
世界遺産の旧市街を散策します。お楽しみに!
https://he-lab.com/entry/peaceboat-story-day76-2/
それではまた、次回の航海日誌でお会いしましょう👋